飛騨高山へ旅行をお考えの方へ

「あれ、まめにしとるけな?」

みなさんが飛騨高山へ旅行に来て、地元の人の会話に耳を澄ますとこんな会話が聞こえてくるかもしれません。

飛騨弁で「まめ」とは元気・健康を意味します。

知人や友人と会ったときには、「まめやったかな?」「まめけな?」と相手が元気にしていたかを尋ねることが飛騨人にはよく見受けられる光景です。

お正月に食べる黒豆にも同じ意味が込められていますので、馴染みやすい言葉かもしれませんね。

そんな言葉もある飛騨では、三嶋豆ができたばかりの明治の頃は高級菓子として大切な人への手土産としてお遣いいただき、昭和天皇のご大礼(婚姻)の時には献上されたこともございました。

時代とともに変化していき、いつも戸棚の中にある馴染み深いお菓子として親しまれてきました。

日本で最も古く、飛騨で140年続く三嶋豆。三嶋豆に入っている白と緑の豆。

緑色は青のりがかけてあり、お口直しとしてだけでなく乾燥剤がなかった時代に乾燥剤の役割を果たしていた昔の人の知恵が今も残るお菓子です。

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